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初夏の後志・厳しさと優しさ編

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いつもご来店ありがとうございます。

日本でも南のほうでは徐々に入梅しているそうですね。
北海道は冬が終わったばかりなのに!?と毎年驚いてしまいます。
日本はちいさな国に見えますが、南北に長~い構造の島国なので、土地によって季節の移り変わりのタイミングが全然違うのが面白いですよね。

ここは俱知安町のとある農地。
北海道は近年まで梅雨がない土地でしたが、ここ数年6月になると雨の日やどんよりした日が増えるような傾向があります。
いわゆる蝦夷梅雨という奴ですね。他にも異常な高温や低温の日が続く時期があるような印象もあります。
私たち非アグリカルチャーな人間には体調面でダメージということはありますが、農家さんたちは天候の傾向にあわせてお仕事をされているので、地球規模の天候の変動には相当頭を悩ませているとお伺いしました。
農村暮らしというのは、自然の中で喧騒を忘れて暮らす、癒しのナチュラルライフというところだけ切り取ればなんとも魅力的な響きですが、時に理不尽な自然と日々闘い続けなければならないという面も当然忘れてはなりません。
飴と鞭、剛と柔、どちらともうまく付き合うことが真のナチュラルライフということなのでしょう。
写真の山は羊蹄山(一枚目)。山は依然変わりなくそこにあり俱知安町を見守っていますが、人間の営みだけでなく、自然も時の流れとともに少しずつ変わっています。

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