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ミノケモヨダツ23ジ~小樽店の怪談~

カテゴリー:雑記タグ:ホラー路線不気味なサムネイルですみません実録怪談小樽店

いつもご来店ありがとうございます!ギークです!

突然ですが皆さん、怖い話は好きですよね(圧)

ワタクシ(33)の小学生時代、夏といえば心霊番組っていう感じで毎日のように怖い番組を見ていたものです。

我々の拠点・小樽店が所在するオタモイは、小樽市でも有名な心霊スポットがあります。(車で10分くらい走ればつきます)

だからというわけではありませんが、小樽店に伝わる怪談をひとつ、ご紹介します。

今、お客様方にご来店いただいている小樽店は十数年前にリフォームしてオープンした店舗です。

それ以前の旧店舗時代のお話です。

ある日の夜遅く、ショールームのフロントでサービスマネージャー・Aさんが仕事をしていました。

季節は8月、夏の終わり。月末ということもあり、作成しなければならない伝票や片付けておかなければならない書類がたまっていたので、時間が許すぎりぎりまで頑張っていました。

いつの間にか、ショールームや事務所には自分ひとり。

お客様が来るような時間帯ではないので、自分の頭上以外の電気を消して作業しています。

周囲の草むらで鳴くキリギリスや鈴虫なんかの声がやけに響く、時計の針は間もなく午後9時になろうかというところ。

毎月、末が近づくとこの時間になるのは慣れたもので、暗くて怖いだとか、夜遅くに一人だとこころ細いだとか、そういうことは考えません。

ただ目の前の仕事をこなし、早く片付けるぞという気持ちで頑張っていました。

それから30分ほどが過ぎ、ようやく仕事がひと段落ついたところ。

Aさんは荷物をまとめ、鞄を持ち、エアコンのスイッチを切り。出入り口のほうへ視線をやる。

真っ暗なショールーム、店の前の国道を走る車のヘッドライトで時折フラッシュのように照らされる店内。

Aさんは一瞬、びくっとします。ガラスの扉の前に、何かの影が見えたような気がしたのです。

───こんな時間にお客様は来るはずがない。近所の人でも訪ねてきたのかな?

小樽店のすぐ隣には民家があります。きっとそこの人が、落とし物でも拾って届けに来てくれたに違いない。

Aさんはショールームの照明をつけます。

……うすうすわかってはいましたが、そこには誰もいません。

疲れているせいだ。早く帰ろう。

再度照明を消して、さっさとここを出よう……と、出入り口に一歩近づく。

出入り口の自動ドアまであと15歩、カウンターを出たあたりにAさんが近づいた時でした。

───……ウィィーーーン……、と静かなモーター音を立て、誰も近づいていない自動ドアが、勝手に開いたそうです。

おどろきのあまり動けなくなるAさん。それはそうです、だって今も自動ドアから目が離せないのに、そこには誰もいないんですから。

誰もいないのに、まるでずっと開いた戸口に誰かがいるみたいに、ドアはずーっと開いたままなんです。

より大きく聞こえてくる虫の声。だんだんと蒸し暑くなっていく室内。

汗がつーっと一筋首に流れてきたので手で拭うと、外からドライヤーの風のような温風がふわりと吹き込んでくる。

体に触れる空気に、うわ!暑いな!と思った時には、自動ドアは閉まっていたそうです。

Aさんはたまらない気持ちになって、もう大急ぎで家に帰りました。

 

というお話でした!

聞いたお話を少し盛ってしまいましたが、夜になると自動ドアが勝手に開くことが以前はよくあったそうです。

ちなみに小樽店の自動ドアは、ボタンを押して開閉するタイプです。

単なるスイッチの故障か、センサーの不具合か。もしくは、見えない誰かが来ていたのか?

ちなみに私は心霊、妖怪、ホラー、オカルト、都市伝説、UMA、宇宙人、陰謀論などの分野すべて好きですので、見えないお客様のご来店もお待ちしていたいところではあります!

お客様の周りでも、不思議な体験をされた方はいると思います。

そんなエピソードがあれば、ぜひお聞かせくださいね!

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